ブラックニッカとは・・・
ブラックニッカとは、ニッカウヰスキーが製造・販売するブレンデットウイスキーの看板的なブランドです。
ニッカのラインナップとしては非常に低価格の部類であり、身近で手軽なウイスキーとして幅広い層に人気があります。
１９５６年に特級ウイスキーとして発売されて以降、１９６５年に１級ウイスキーとしてブレンド改められた２代目が発売され、当時トップシェアだったサントリーを脅かす存在となりました。１９６８年には、ブラックニッカの肖像画を反転させたデザインのホワイトニッカという商品も発売されました。
ブラックニッカの肖像画はトランプのキングではなかった！？
ブラックニッカのラベルに描かれていることでお馴染みの、このヒゲの立派な男性。
１９６５年に登場して以来、今やニッカウイスキー株式会社のマスコットキャラクターとも呼べる存在になりました。ブラックニッカ以外にも、数種類のニッカ製ウイスキーのラベルにデザインされています。
さて、この男性ですが、元ネタとなったのは１９世紀英国の“ウィリアム・Ｐ・ローリー卿”という人物。
ローリー卿は、香りの効き分けが得意であったとされるウイスキーブレンドの名人で、“キング・オブ・ブレンダーズ（ブレンドの王様）”と呼ばれていました。描かれているのは、右手にグラス、左手に麦を抱えて、ウイスキーの原酒をテイスティングしている姿なのだそうです。
ちなみに彼をラベルに据えたのは、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝のアイデアだとのこと。竹鶴政孝氏自身も立派な髭を蓄えていたことからモデルだと度々勘違いされたようだが、竹鶴は“自分の顔をラベルに貼るほど厚かましくないよ。第一目が青いだろこの人”と言い笑いを取っていたそうです(笑)
オススメの飲み方
・ロック
・水割り
・ハイボール
→ニッカといえば、ハイボール！ウイスキー１に対して、炭酸水３～４の割合が美味しいと言われています。
重要ポイントはマドラーで混ぜすぎないこと！炭酸が抜けてしまったらハイボールの爽快感も半減してしまいます。炭酸水をいれたらマドラーで縦に1回混ぜるだけでOKです！
